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信念で戦え!

きょうは今年はじめに、ぼくと同様にT市の公園のトイレの設計をすることになったとおっしゃっていた建築家のIさんにいろいろとお聞きしたいことがあり電話をさせていただきました。
Iさんは、より良い公共建築の実現のために毎回毎回ことなかれ主義の役人と戦いながら精力的に設計活動をされていている方で、公共建築に関して初心者のぼくにとってはたいへん頼もしい存在であり目標とする建築家でもあります。

先月お聞きしたところによると、公園のなかに使いやすさを考えつつ、公園の美観を考えた、鉄板を使った渦をまいたオブジェのような斬新なトイレを設計しようとしているとのこと、その後の経過が気になっていました。
きょうのIさんの話しでは、今回もまたいろいろな紆余曲折があり、またまた役人とのバトルの結果、鉄板製は拒否されたとのことでしたが設計コンセプトは押し通して設計をすすめているとのことでした。
新しい公園のトイレのあり方を役所担当者に説いてまわったそうですが、あまりの理解のなさに落胆し、一時はその仕事を降りようと考えたそうです。
しかし一旦設計契約を交わすと設計事務所側が降りようとしても役所側はそう簡単には契約解除をさせないそうです。そんな中、今月末設計完了にむけて実施設計中とのことでした。
昨年始めにもIさんの設計したK市の小学校を見学させていただいた折にも、市担当者の理解のなさを切々と語っておられましたが、Iさんのすごいところはその逆境の中においても結果的には素晴らしい建築にしてしまうことです。
聞く耳をもたない人間を説得し、新しい考えにもとずく計画を推しすすめるのにはおそらく通常の何倍、何十倍ものエネルギーを必要とされることだとおもうのですが、それを毎回やってしまうのです。
そのパワーには敬服させられてしまいます。
ぼくも自分の信念に反することに関しては、役所、役人にたてつくことはよくあるのですがその迫力がちがいます。
またまたIさんには、相手はだれであれ、戦うべきときには戦うという姿勢の大切さを教えていただきました。
その金を出しているのは役人ではなく市民なのですから!



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